SOTやCSTのテクニックは”第1次呼吸メカニズム”を通して健康を保つ

人体には2つの呼吸メカニズムがあります。 一つは生死に関連する一般呼吸をいい、もう一つは手技療法、特にカイロプラクティックの仙骨後頭骨テクニック(SOT)の頭蓋骨の治療やオステオパシーの頭蓋仙骨療法(CST)で重要な第1次呼吸メカニズムです。

頭蓋骨説明

第1次呼吸メカニズムは蝶形後頭低結合の屈曲と伸展によって発生します。頭蓋骨と仙骨は弾力性を持つ強い硬膜でつながっていて 蝶形後頭低結合で屈曲と伸展運動をする時、硬膜によって頭蓋骨だけでなく、脊椎、仙骨まで動くようになり、このメカニズムを通じて脳脊髄液が全身に生成と排泄をすることになります。

仰臥位の人体

 

一般呼吸数は普通1分に18回程度のサイクルで行われますが、第1次呼吸メカニズムの脳脊髄液(CSF)の流れは1分に6~12回のサイクルを持っています。

SOTやCSTのようなテクニックが存在することも、硬膜につながった頭蓋骨と仙骨の連結が存在するからです。 だから、腰痛が発生した時、直接に腰の部分に施術をせず、頭蓋骨だけカイロプラクティックの施術をしても、腰痛が除去されたり、内臓の問題や、体の他の部位の問題解決が可能になるのです。

SOT説明

第1次呼吸メカニズム、すなわち脳脊髄液の流れが円滑にできない場合、体は筋骨格系の問題だけではなく、さまざまな疾病と多くの身体の問題を招くことになります。 したがって、脳脊髄液の正常なバランスを維持し、自然治癒力を最大限引き出せば、身体の健康を維持することができるようになります。

脳脊髄液

                         日本人体解剖学、南三堂 参考

 

脊椎矯正をしたり、筋肉弛緩をしたり、内臓治療をしたり、他の様々な手技治療をしても治療は結局は第1次呼吸メカニズムを正すのが目標です。 つまり 蝶形後頭低結合が正常に動くようにすることです。

したがって、SOTやCSTのテクニックでは第1次呼吸メカニズムを正常にする最終的なポイントは蝶形骨の正しい動きを作りあげることです。

CST説明