オーリングテストと自分に合う健康食品の探し方
数多くの食品や健康食品
スーパーマーケットやレストランに行くと、今までは見向きもせず関心もなかった馴染みのない野菜や食べ物を、知らないうちに数多く見かけるようになっていることがあります。
周りの人から「体にいいよ」とすすめられて、疑いなく自分もそのサプリメントを買っていることがあります。 でも買った後に疑問が生まれます。「 このサプリは本当に体によいのだろうか? 誰の体にも合うのだろうか? そして私に合う食べ物や食品を簡単に見極める方法は無いのだろうか?」と。
このような疑問は、常に健康に関する情報であふれている最近では、もっと強くなっているように思えます。
すべての人に合う健康食品はあるのか?
ある食品が薬のように効果があるということは、違う言葉で言えば、体に合った場合には薬のように効果を発揮するが、体に合わなければ逆効果になる可能性があることを意味します。 ただ薬のように精製されたり、エキスにされていない分、成分は弱く、又一度に吸収される量が少ないため、食べ物から得られる程度の量は身体で十分に対応出来るため日常生活を送るには何の問題もありません。(ずっと体内に蓄積された場合は意味あいが違ってきますが。)
極端な例としてはこんなことがあります。コーラを飲んでがんが完治したというとてもまれなケースです。 とは言え皆さんもご存じのとおり、誰もがもコーラを飲んで癌や人体の病気が完治する訳ではありません。 更に悪化することがほとんどです。ただその人にだけはコーラが薬になったのです。
広く知られていて多くの人々に支持され、市販されている食べ物や食品、健康食品等は多くの人に肯定的な効果を与えることはできますが、だからといってすべての人に合うわけではありません。
数多くの健康関連の食品が人々から愛され、販売されている最近では、その中からいざ自分に合うものを探そうとすることほど難しいことはないでしょう。 一つ一つ購入してみて直接自分の体で臨床効果を体験してみるのも費用や、身体のダメージ(damage)の面から見てお勧めできる方法ではなく、又ひとつひとつ専門家に確認するのも難しいことは同じでしょう。
筋力テスト
自分に合う食べ物や食品、または他のものを探す時、カイロプラクティックではとても簡単でなおかつ効率的に筋力を使った「筋肉テスト」を使います。 体は嘘をつかないという言葉があるように、自分に合う食べ物や健康食品、その他のものを手のひらに乗せて筋力テストを行った場合、合う場合は筋力がそのまま維持され、合わない場合は筋力が弱まります。
筋力を利用した検査法は、一つの大きな筋肉を使うほど正確で確実な結果を出すことができますが、この方法を利用するには専門知識と熟達するまでに練習が必要になります。
誰でも手軽に使用できる他の方法としては、大村恵昭医師が開発されたオーリングテスト(O-Ring test)があります。 このテストは大村医師が、自分の名前の頭文字と指でOの文字を作ることからオーリングテスト(O-Ring Test)と命名したといいます。
オーリングテストは習得することが簡単で、日常生活で使用するにあたって問題はないのですが、指で円を作った時、親指対立筋、短親指屈筋、親指内転筋、小指指対立筋、短小指屈筋など多数の小さな筋肉が同時に動くため、ひとつの大きな筋肉を使うときより正確度が下がる面があり、又「単なるテストだ」とか「指を開くだけだ」という考えで検査をすることもあるために、正確な結果が現れない場合が多いです。
オーリングテストは普通、親指と小指を使って円を作りますが、力が弱い場合は親指と人差し指を使っても問題ないです。 施術者(検査をする人)は親指と人差し指を利用して相手の親指と小指で作った円に対して、指先部分をつかんだ後、半円を描くように指を広げることがポイントです。 施術者は検査をする時、相手の指の力の強さを記憶して、次に検査をする食べ物や食品などを相手の反対側の手のひらの上に乗せて心の中で「体に合わなければ力を弱くしてほしい」と念じながら検査を行います。 この時筋力が落ちた場合は、相手に合わないものであり、筋力が初めの時と同じように強ければ、体に合う物ということになります。
最初は慣れていないので、筋力の強さを判断するのが難しい事もありますが、何度か練習をすれば簡単にマスターすることが出来ます。日常生活で食べ物や健康食品、又健康食品だけでなく、様々なものが体に合うものなのか調べることができるので、是非一度試してみて下さい。