今日はなで肩と左右がアンバランスな肩と肩こりの関係について、そしてなで肩がカイロプラクティックで治るのかについて書いてみたいと思います。

なで肩や左右がアンバランスな肩はカイロプラクティックで治療できるだろうか?

 
韓国の詩人、金春洙の「花」という詩の中に ”私がその名を呼ぶ前は、それはひとつの形に過ぎなかった。 私がその名を呼んだ時、それは私に近寄ってそして「花」になった。”という一節があります。 この句ほど認識の重要性をよく表した言葉はないのではないかと思います。

 

私達は毎日鏡を通して自分の顔と体を見る訳ですが、普段はあまり気も使わないで日々過ごしているのに、周りの人たちから「右肩ががちょっと下がってるんじゃない?」とか「歩き方がなんか変だよ。」と言われた時に初めて体のずれを意識するようになる場合が多いようです。

 

僧帽筋 肩甲挙筋

僧帽筋 肩甲挙筋

 

なで肩もまた、周囲の指摘から認識される場合が多いものです。 左右の肩の高さが違うことも意外と多いようです。首の周りにある筋肉、僧帽筋の片側や肩甲骨の周りにある肩甲挙筋のどちらか片側がひどく緊張をしたり、緩みすぎたりすると、左右の肩の高さが違ってくる場合が多いようです。 又側湾症になったり、骨盤がずれたり、脊骨がずれていたり、左右の脚の長さが違っている場合にも左右の肩の高さは変わってきます。

特に女性の場合は、胸の重さゆえに肩が前の方に下がったり、曲がったり、首の痛みや肩こりがひどくなる場合があります。

理由は女性の乳房は大胸筋という筋肉にぶら下がるような形でついているからです。乳房の重さによって、大胸筋がいつも緊張するようになり、肩が前の方に引っ張られて左右の肩の高さが変わってきたり、肩が凝ったり、集中力が落ちてくるわけなのです。

 

それではなで肩はカイロで矯正することが出来るのでしょうか?

 

病的な問題がなければ、カイロの治療でよくなるケースが多いです。 姿勢を正しくしたり、左右の筋肉の緊張を緩めたり、弛んだ筋肉を強化したり、左右のバランスを作ることによって改善される場合が多いです。 もちろん長い間アンバランスのままねじれていた場合、身体のバランスを整えて定着させる為には、ある程度の時間と努力が必要になります。

 

なで肩を左右均等な肩にするためには、まずはじめに正しい姿勢を心がけることが大切です。 そして首の周りの緊張した筋肉をリラックスさせる一方、弛んだ筋肉を強化させる運動とストレッチングが必要になります。 時には専門的な体形管理が必要だったりします。

 

大胸筋

大胸筋

特に女性の場合は、大胸筋の部分を刺激するととても効果的です。 大胸筋は鎖骨と肋骨の1番から7番までと肩に束ねられて付着している筋肉です。 この筋肉は肝臓と胃腸が緊張したり機能が低下した時に影響を受ける筋肉で、この筋肉が緊張すれば肩が前下方に下がります。 そして頭に向かう血液やリンパ液の循環がスムーズにいかなくなり、頭痛や首の痛みが出やすくなったり、免疫力が低下したりもするのです。 逆に言うと、この部位をよく刺激することにより、頭がスッキリして免疫力も高まり集中力も上がるのです。

 

なで肩は見た目が気になるだけではなく、筋骨格系、内臓の働きなどにも大きな影響を及ぼすことになるので、身体管理の面からも肩の調整をして管理する方がよいようです。