足の痺れや痛み、4つの原因と対処法
足の痺れが続くと、歩いたり日常生活を送る上で不便ですし、気になりますよね。
足の痛みが続く場合は尚更だと思います。
今回は脚の痺れや痛みの4つの原因とその中で出来る対処法についてお伝えします。
まず、原因としては
- 骨盤のずれ、背骨のずれ
- 血液循環の問題
- ミネラル不足
- 梨状筋、変形性股関節症候群、リューマチによる関節炎等が挙げられます。
1. 骨盤のずれ、背骨のずれにより足が痺れる場合
普通足の痺れや脚の痛みは、腰の原因から来る場合が最も多いです。
大腿部(もも)や下腿部(すね)の痛みは、腰椎から始まる坐骨神経が大腿部(もも)の後ろ側からすね、ふくらはぎに分かれて走っている為、何かの原因で坐骨神経が影響を受けた場合、この部分に痛みや痺れが起こるのです。
つまり、椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症が該当するケースですが、この場合腰だけが痛むのではなく、足が痺れたり痛くなる場合が多いです。
又、カイロプラクティックで重要視している腰椎の椎間関節の変異、すなわち腰椎のズレによって脚に痺れや痛みが出ることも多いのです。
この場合自分で出来る対処法としては、まず姿勢を正しくすること。そして自分で出来るストレッチとしてはマッケンジーテクニックと自己治癒の方法があります。
方法についてのリンクを貼っておきますのでご覧になって下さい。
2. 血液循環が悪くなり、足が痺れる場合
普通膝を曲げて正座などをしている時、血液循環が妨げられて痺れたりするのですが、
姿勢による一時的な血液循環障害である為、筋肉をほぐしたりストレッチをするとすぐに良くなります。
しかし、筋肉の緊張や他の問題によって足の方に流れる血液が円滑に流れない場合は、一方か両方とも痺れる症状が現れる場合があるのです。
3. ミネラル不足
人体が必要としているミネラルの不足によって足が痺れる場合もあります。
ミネラルの中でもカルシウムとマグネシウムの不足によって足が痺れることがあります。
特にマグネシウムが不足することが意外にあるようなので、サプリメントで補充してみてください。マグネシウムは割合安価で購入が出来ます。
4. 梨状筋、変形性股関節症候群、リューマチによる関節炎等
梨状筋という筋肉の緩みによって腿の痺れがおこる場合、又リューマチによる関節炎でも腿の痺れがおこる時があります。
足が痺れたり痛い場合、原因となる神経の圧迫、血液循環の滞り、ミネラル不足、又心理的な問題とは関係なく、出ている症状は皆同じ為、どこから来ているのか原因を探すことが大切です。
そして自分でも出来る対処法も是非試してみて下さい。
カイロプラクティックでは痺れの原因が神経から来るのか、血液循環の問題なのか、栄養分の問題なのか、又時には心理的な部分から来る場合もある為、そういったところまで確認します。
カイロプラクターとして有名なガンステッド(Gonstead) 先生は痺れの症状を改善する為、関係する椎骨だけでなく自律神経や内臓に対しても関連性を探って施術をされたと言われています。
体はホリスティックな観点で見なければいけないという事を再確認させられる今日この頃です。