腰痛

誰もが一度は経験する腰の痛みには、様々な症状があります。

同じような脊椎のずれが原因で起きた腰痛だとしても、人それぞれ違った痛みを訴える場合が多いです。

急性の腰痛や、腰が痛い時、臨時的に痛みを減らし、腰にかかる負荷を最小化するため、腰痛ベルトを使用することがあります。

ただ、腰痛があるとはいえ腰痛ベルトをずっと使用し続けることは正しい使用方法とは言えません。

数日前50代の男性が来院されました。3日前から腰が痛くなり始めて、ますますひどくなってきたそうです。

彼は20代後半に腰痛に悩まされ、その後から腰のベルトをずっと着用していました。 寝る時間だけを除いて一日中腰痛ベルトをしていると言いました。

何度かベルトを外してみましたが、その度に腰が痛くなり、それ以降ベルトをしないと安心出来なくなったそうです。
腰痛ベルト

腰が痛いとき、急性腰痛の場合、腰のベルトは痛みを減らすのに効果があります。

しかし万一に備えて、毎日腰痛ベルトを常用することはお薦めできません。

本来身体というのはどのような場合でも適応過程が必要になります。 もちろん、腰が痛いときに腰痛ベルトを使用してその後ベルトを着用しなければ、一定の期間はもっと痛くなるかもしれません。

腰痛がひどい場合か、何かの作業や運転をする時のように、長い間同じ姿勢を取る時には腰痛ベルトは必要ですが、それ以外の時間である程度我慢できそうな時には可能であればベルトを使用せず、身体が適応できる時間を持つことが重要です。 それでこそより早く本来の健康な状態に戻ることができるのです。

普段、ベルトの着用は一日に2時間程度にすることをお勧めしたいです。

又、生のゴムでできたベルトの場合、圧力の強度が強く、腰を安定的に支えられる部分は良いのですが、血液循環の妨げになるため、ある程度弾力性があるベルトをおすすめしたいです。

身体はどのような悪条件下でも最高の体の状態を作るために努力しています。つまり、アンバランス状態の身体でも、本人にとって最上のバランスを維持しようと頑張っています。

誰もが持っている自然治癒能力は、我々が自覚していない今も最上のコンディションに向けて努力しているのです。