今回は激しい腰の痛み、坐骨神経痛とめまいの症状でいらっしゃった患者さんの症例を紹介しようと思います。

激しい腰痛や坐骨神経痛とめまいの症状を持った来院者

 

激しい腰痛や坐骨神経痛で困っている30代後半の女性。 彼女は座ったり、立ったり、歩いたりするときに腰の痛みと、両足の後ろ側にくる痛みが4年以上続いており、他の色々な治療を受けてみたけれど、あまり変化がない状態でした。 彼女をもっと苦しませたのは筋骨格系からくる痛みとは別の”めまい”の症状でした。 首を回したり、頭を上げたり、姿勢を変えるとめまいがして倒れそうになるくらいでした。 彼女はバスはもちろん自転車や電車に乗るのが大変などころではなく、歩くことすらめまいと吐き気の症状のため大変な状態でした。

 

 

 

椎間板ヘルニアと耳石症

 

椎間板ヘルニア整形外科ではヘルニア(椎間板脫出症)による腰痛や坐骨神経痛と診断されており、耳鼻咽喉科では渦巻き管(蝸牛)の耳石によって、めまいや吐き気がするので早いうちに手術をした方がいいと言われたそうです。

彼女は来院する前に4年間にわたって整形外科だけでなく、カイロプラクティックや整体にも通っており、耳石症を治療するために耳鼻咽喉科や漢方医院の治療を受けたけれど、耳石症はもっとひどくなり、手術の日程を決めたところでした。

 

 

 

親の紹介で来院

 

蝸牛(渦巻管)

※情報処理推進機構 教育用画像素材集より引用

親の紹介で来院されましたが、長い間数多くの様々な治療を受けてきたため、私のこともあまり信頼していない状態でした。 期待はしないで”一度やってみるか”位の軽い気持ちで来院した感じでした。 ただ、以前に腰が痛かった時にカイロプラクティックの施術を受けてよくなった経験があったので、カイロプラクティックについては信頼していました。

一回カイロプラクティック治療を受けた後、彼女は予約もしないで帰っていきました。 ところが1週間後に彼女から連絡が来ました。続けて施術を受けたいと。

彼女は施術を受けた後1週間の間、体がとても楽になってまるで別世界を生きているようだったと言いました。 ところが少しずつ痛みが戻ってくるので、本格的に施術を受けたいと思うようになったと言うのです。

 

 

 

シーソーのように,ひどい腰痛とめまいが行ったり来たり

 

彼女はあお向けやうつ伏せ、立ったり座ったり姿勢を変える度に腰痛や坐骨神経痛、そしてめまいがおきました。 そこで腰痛や坐骨神経痛の症状を先に重点的に施術をしてみたところ腰の痛みは良くなったけれども、めまいがひどくなってしまいました。そこで今度はめまいを施術してめまいが改善されると腰痛や坐骨神経痛がひどくなり、まるでシーソーのような状態でした。

 

 

 

SOTとハーモニックのカイロプラクティック·テクニックで施術

 

まずは彼女が長時間楽な姿勢でいられるようにすることが先決でした。 最初は1週間に2回ほどの間隔で脳脊髄液のテクニックを応用させた応用SOT cranial(頭蓋骨)と内蔵テクニックそしてハーモニック·テクニックを使った頭蓋骨の施術、全身の筋肉と筋膜を緩ませて内臓の機能を向上するようにしました。そして彼女に合う生活習慣をアドバイスして日常生活でも簡単な運動等を取り入れてもらいました。

初期には好転反応があり、施術後良くなって少しぶり返しまた良くなるというサイクルを繰り返しながらも身体の動きや痛みの程度がかなり改善されていきました。施術の回数も週1回に減らしました。そして症状は徐々に改善されていきました。

 

 

 

腰痛やめまいの症状から解放されて喜びを満喫

 

施術の過程では泣いたり、辛そうにすることもありましたが、最初はまともに歩くこともできなかった彼女が走ることも出来るようになり、バスに乗ることもできようになりました。

そして彼女が本当に帰りたがっていた第2の祖国でもあるオーストラリアに帰ることになりました。 韓国を去る二日前に施術院に挨拶しにいらっしゃって、「ありがとう」と言ってしばらく涙を流しておられました。私も涙してしまいました。今まで本当に大変だっただろうという気持ちと治って本当に良かったという気持ち。

カイロプラクティックを学んで本当によかったと心底実感した忘れられない一日になりました。