節の痛みが原因でずれた骨盤と曲がった腰

 

70代男性からカイロプラクティック施術の依頼がきました。 彼は10ヵ月前品物を持ってるとき、左股関節の痛みと大腿部位に硬直が来たといいました。 しばらく左の足が固まって伸ばすことができなかったので、一人で固まった足をマッサージをし、やっと歩くようになったものの、腰が曲がったまま伸ばすことができなくなったといいました。

 

初めて見た彼は、90度に曲がった腰と一目で分かるほど骨盤がずれていました。 腰の痛みはなかったようですが、歩く姿はぎごちなかったです。

彼の腰は曲がったまま固まっている状態であおむけになることも、うつ伏せになることなることもできないので、横になって寝るのが精いっぱいでした。

股関節

                    日本人体解剖図、南山堂 参考

 

レントゲンでは異常はなく、整形外科では伸展運動をするように進められたそうですが、うつ伏せが出来ないので、運動処方どおり実施することができなかったそうです。

左右の足の厚さを触診してみたら違いがあり、筋肉の強度には大きな差はありませんでした。

長い間の座った姿勢が良くなかったためか、脊椎の変位や脊椎起立筋の緊張がひどい状態でした。

その他に特別な病気や事故はなく、血圧も正常でした。

彼は今までカイロプラクティックなどの手技治療は受けたことはありませんでした

股関節筋肉1

日本人体解剖図、南山堂 参考

 

まず、内臓の緊張をとり、腰や腰周り、脚の部位の緊張した靭帯や筋肉をマ二ピュレーションしました。脊椎はあまりにも硬くなっており、矯正をすることができないので、モビリゼーションを実施しました。 また、運動療法と治療法を、彼に合わせて応用して実施しました。

彼の体が受け入れるまで繰り返して身体のバランスを合わせてました。

施術後、彼は曲がった腰が70度に伸ばされて大またに歩くことができました。 表情で満足して下さることを感じました。

 

1週間後に二回目のカイロプラクティックの施術を行ないました。 最初よりは体が少し伸ばされた状態にあったため、運動療法と治療法を応用したテクニックをさらに高強度で実施しました。まだ腰や骨盤、足の周りの筋肉は緊張していましたが、最初よりはやや柔らかくなったという感じを受けました。

2回の施術が終わってから歩行が容易になり、曲がった腰ももっとまっすぐになりました。しかし、痛くなる前の状態までから回復するまでは時間がさらに必要だということを彼に伝えました。

股関節筋肉2

日本人体解剖図、南山堂 参考

 

彼は日常生活の中で突然訪れた脚の筋肉の緊張で、股関節周囲が痛むようになり腰が90度まで曲がってしまいました。 ずれた骨盤、曲がった腰のほかに、痛みは全くなかったのです。 本人はもうしょうがないとあきらめて放置していました。

こうようなタイプは少し珍しいですが、年配の人たちによくおこることもあります。

足首をくじいたり、腰が痛くてその状況に合わせて生活することで、曲がった腰、ずれた体がさらに悪化している場合がよく見られます。

 

そのために病気を認識してもらうことが正解のようです。 今回の例も知人が紹介して下さって9ヵ月ぶりにカイロプラクティックで治療が可能になったのです。